和モダンな雰囲気の「木格子」は、斉藤工務店では多くのお施主様が取り入れています。
しかし、木製の格子や板塀、ウッドデッキは日差しや雨風により劣化していきます。
木格子や板塀、ウッドデッキなどを長持ちさせる為には、1年に1回程度の塗装をおすすめしています。
気候のいい春や秋だと、気持ちよく家のお手入れができます。
ここでは、木格子のお手入れ方法をご紹介します。
その1…表面の汚れは洗うか水拭きでしっかり落として下さい。
カビなど汚れがひどい場合はサンドペーパーなどを使ってきれいに落とします。水洗いした場合はしっかり乾燥させて下さい。
その2…塗装しない部分などはマスキングテープで覆うと安心して作業ができます。
その3…塗料(キシラデコール)は薄めずにそのまま使用します。
塗料は色々ありますが、「キシラデコール」は、すごく塗りやすい塗料なので、ぜひ使ってみてください。
ちなみに「キシラデコール」は、かなり顔料が沈降します。使う前には缶を振るなどしてよくかき混ぜて下さい。
その4…木格子を塗る時におすすめなのが、古い布などを使用した方法です。
まず、軍手などの上からビニール手袋をつけます。
その5…布をタレない程度につけます。
その6…木格子を拭き上げるように塗装していきます。
布を使って塗装すると、塗料が飛び散ったりせず、マスキングの手間も省けるのでおすすめです。
板塀やウッドデッキなど広い面積を塗る場合はコテ刷毛などを使用して塗ると作業がしやすいです。
塗装後はビニール手袋とマスキングテープを処分すれば、軍手や手が汚れずに済みますよ。
左の2本が今回塗装した木格子です。
どうでしょうか?木目がしっかり出て木の雰囲気が出ていると思います。
ポイントは痛みがひどくなる前に塗装することです。
ヒビ割れなどがひどくなると、修繕が困難になります。
定期的に塗装することで、劣化を抑えて長持ちさせることができますので、お試し下さい。