みなさまこんにちは!
立春も過ぎたというのにまだまだ寒いですが、そろそろ春の足音も聞こえてきそうですね。
今回も、先日お引き渡しいたしましたお施主様のお家をご紹介いたします。
スタイリッシュな外観の、平屋のお家です。
お施主様のイメージと周辺の雰囲気を汲み取って
シンプルな寄棟屋根で、白とシルバーを基調に爽やかなイメージとしました。
軒先は1m20㎝出すことで、スロープや駐輪スペース、設備置き場、
洗濯物干しなどの軒下空間がつくれています。
また、軒先が低く軒の出が長いことは外壁の汚れ防止にも効果的です。
玄関に入るとベンチを兼ねた造作下足入れがあり、老後も座って靴をはけるよう設計。
ホール正面の収納にはコート掛けもあり、建具はあえて壁に溶け込む白色でデザインしています。
キッチンを中心とした回遊性が最大の特徴です。
家事動線の効率化が図れることと
部屋と部屋がつかず離れずの、程よい距離感がつくれています。
また勾配天井とすることで広がりある空間をつくり
キッチン上部にはロフトをつくっています。
外壁側の天井を低めに設定することで
床座でも落ち着けるように意図しました。
LDの開口部は、南側にある学校側からの視線とプライバシーを考え
西・南西方向にある畑側が、メインとなる生活の向きになっています。
畑はお施主様の持ち物なので、家が建つ心配がありません。
ロフトの階段を掛けるため、通行に支障がないよう少し広めに廊下を確保。
左側は脱衣室です。その廊下側に収納を設けています。
このような収納があるととても便利ですね!
ロフトの床は杉節有の厚み30mm。キッチンの踏板天井にもなっています。
キッチンの正面はアクセントにもなるタイルを貼りました。
ロフトからLDを見たところ。
内外装共に、爽やかなイメージになるように計画しました。
ですので、内部床もメインの床材は杉の節無しとしています。
造作建具の引き手なども、手触りが良い無垢を積極的に使っています。
いかがでしたか?これからも素敵なお宅のご紹介を、次々として参ります。
どうぞお楽しみに!